「AI英会話アプリを始めたいけれど、スピークバディとELSA Speak、どっちを選べばいいの?」——30代から50代で英語を学び直そうとすると、多くの人がこの2択で立ち止まります。どちらも評判がよく、料金もそれほど変わらない。だからこそ、片方を選んだあとで「もう一方のほうが合っていたかも」と後悔したくない、というのが本音ではないでしょうか。

先に結論をお伝えします。AIと自由に会話する量を増やして「英語を口から出す習慣」を作りたいならスピークバディ、自分の発音のクセを細かく直して「通じる発音」を目指したいならELSA Speak、というのが大きな目安です。2つは同じ「AI英会話アプリ」というくくりですが、得意とする領域がはっきり違うため、選ぶ基準は「料金」よりも「あなたが今いちばん伸ばしたい力」になります。

この記事では、両アプリの公式情報をもとに、違い・料金・続けやすさを表で整理し、目的別にどちらが向いているか、そして両方を無料で試して自分に合うほうに絞る手順まで、専門用語をできるだけ避けてまとめました。読み終えるころには、まずどちらをダウンロードすればよいかが見えてくるはずです。

編集部注記:本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報(2026年6月時点)をもとに編集部が比較・整理したものです。記事中の「40代会社員Aさん」などは、読者がイメージしやすいよう編集部が設定した想定ケースであり、特定個人の実体験ではありません。料金やキャンペーンは改定されることがあり、特にELSA Speakは時期や割引によって価格が変わりやすいため、申し込み前に必ず各サービスの最新の公式情報でご確認ください。

2アプリの違い一覧|まず大づかみで比べる

細かい話に入る前に、2つのアプリの性格をひと言で押さえておきましょう。

  • スピークバディ:相手がAIキャラクター(バディ)なので、人に気を遣わず英語を話せるのが魅力。日常・ビジネス・旅行など多数の会話シーンに加え、AIと自由にやり取りできるフリートーク機能を持ち、「とにかく話す量を増やす」のが得意です(出典:スピークバディ公式 https://www.speakbuddy.me/ )。
  • ELSA Speak:もともと発音矯正アプリとして知られ、話した英語をAIが細かく採点して「どの音がどう違うか」を指摘してくれます。近年はAIとのロールプレイ会話機能も加わり、「発音を直しながら話す」方向に強いアプリです(出典:ELSA Speak公式 https://elsaspeak.com/ )。

つまり、スピークバディは会話の「量」と「続けやすさ」、ELSA Speakは発音の「質」と「細かいフィードバック」に寄っている、と覚えておくと選びやすくなります。同じAI英会話でも目的が違えば最適解は変わるので、まずは自分が「話す習慣を作りたいのか」「発音を直したいのか」を考えてみてください。AIアプリ全体の選び方が気になる方は、AI英会話アプリおすすめ7選もあわせて参考になります。

発音特化のELSA/会話特化のスピークバディ

2つのアプリの最大の違いは、「英語のどこを鍛えるか」という設計思想にあります。

ELSA Speakは、2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて生まれた発音矯正アプリで、話した英語を音の単位で分析し、リアルタイムでフィードバックしてくれるのが核です(出典:ELSA Speak公式 https://elsaspeak.com/ )。たとえば「rとlの区別が甘い」「語尾の音が消えている」といった、自分では気づきにくいクセを可視化してくれます。発音は独学だと「合っているのか分からない」まま放置されがちなので、ここを機械的にチェックしてもらえる価値は大きいと言えます。

一方スピークバディは、AIキャラクターとの会話そのものを練習の中心に据えています。公式によれば、単語・リスニング・英作文・フリートーク・発音までを1つのアプリで網羅し、1回5分単位で進められる構成になっています(出典:スピークバディ公式 https://www.speakbuddy.me/ )。とりわけ、OpenAIの生成AIを用いたフリートーク機能により、決まった台本だけでなく自由なやり取りができる点が特徴です。「発音を直す」より先に「まず英語を口から出すことに慣れたい」という人に向いています。

想定ケースとして、海外出張を控えた40代会社員のAさんが「会議で発言できる度胸をつけたい」なら会話量を稼げるスピークバディが、英語は読めるが「発音が通じず聞き返される」のが悩みなら音を直せるELSA Speakが、それぞれ相性が良い、というイメージです。発音矯正をChatGPTと組み合わせたい方は、ELSA×ChatGPT 使い分けも参考にしてください。

料金で比較|月額・年額・無料体験まとめ

次に、いちばん気になる料金です。以下は公式・各種情報をもとにした比較表で、金額はすべて税込の目安です。ELSA Speakは割引キャンペーンが頻繁に変わるため、必ず公式の最新表示を確認してください。

項目 スピークバディ ELSA Speak
得意分野 AIとの会話練習・継続 発音矯正・細かい採点
月額プラン 月3,980円(1ヶ月プラン) 月3,380円前後(目安)
年間プラン 年28,400円/月あたり約2,367円 年27,800円前後/月あたり約2,316円(目安)
無料で試す 無料体験あり(全機能を試せる) 無料版あり(基本機能を継続利用可)
主な機能 1,000以上の会話シーン・フリートーク 発音採点・AIロールプレイ・学習プラン
向いている人 話す量を増やしたい人 発音のクセを直したい人

(出典:スピークバディ公式 https://www.speakbuddy.me/ /ELSA Speak公式 https://elsaspeak.com/ /料金の補足としてELSA Speak料金解説 https://eikaiwaapuri.com/elsaspeak-ryokin/ )

料金面で見ると、両者とも年間プランなら月2,300円前後で、大きな差はありません。どちらも「1ヶ月だけ」の契約は割高になりやすく、ある程度続ける前提なら年間プランのほうがお得な設計です。ただしELSA Speakは時期によって割引率が大きく変動し、永久会員などの長期プランが特価で出ることもあるため、価格だけで決めるより「自分が続けられそうか」を優先するのが賢明です。なお無料で試せる範囲には違いがあり、ELSA Speakは無料版でも基本機能を使い続けられるのに対し、スピークバディは期間限定で全機能を体験する形が中心です(出典:各サービス公式 上記URL)。

続けやすさ|挫折しにくいのはどっち?

英語アプリは「機能の多さ」より「毎日開けるかどうか」で結果が分かれます。ここは性格がはっきり出るポイントです。

スピークバディは、アニメ調のAIキャラクターとの会話形式や、達成度・進捗が見えるゲーム風のUIにより、学習の「堅さ」が和らぐよう作られています(出典:スピークバディ公式 https://www.speakbuddy.me/ )。人間相手のオンライン英会話と違って予約も不要で、相手に気を遣わないため、「今日は5分だけ」と気軽に開きやすいのが続けやすさにつながります。英語を話すこと自体に苦手意識がある人ほど、この心理的ハードルの低さは効いてきます。

ELSA Speakは、発音を細かく採点してくれる分、フィードバックが具体的で「上達が数字で見える」のが継続の支えになります。一方で、音を一つずつ直していく作業は地道なので、「会話を楽しみたい」タイプの人には淡々と感じられることもあります。逆に、コツコツ積み上げるのが好きな人や、TOEICなどスコアを意識する人にはハマりやすい設計です。発音練習をAIでどう続けるかは、AI英会話は意味ない?でも触れているので、独学が続かない不安がある方は読んでみてください。

想定ケースとして、過去に英語学習が三日坊主で終わりがちだった主婦のBさんなら、まずは楽しさ重視のスピークバディから入って「話す習慣」を作り、慣れてきたら発音磨きにELSA Speakを足す、といった段階的な使い方も現実的です。

目的別おすすめ|あなたはどっち向き?

ここまでを踏まえ、目的別にどちらが向いているかを整理します。迷ったときの判断材料にしてください。

スピークバディが向いている人

  • とにかく英語を口に出す量を増やし、「話す習慣」を作りたい
  • 人と話すのは緊張するので、AI相手で気楽に練習したい
  • 日常・ビジネス・旅行など、場面ごとの会話フレーズを増やしたい

会話量を増やして英語を話す度胸をつけたい方は、まずスピークバディの無料体験から始めるのが分かりやすい入口です。

ELSA Speakが向いている人

  • 「発音が通じない」「聞き返される」のが最大の悩み
  • 自分の発音のどこが悪いのか、具体的に指摘してほしい
  • コツコツ積み上げるのが苦にならず、上達を数字で確認したい

発音のクセを根本から直したい方は、ELSA Speakの無料版で自分の弱点を可視化するところから始めると効果を実感しやすいでしょう。

どちらか即決できないなら、次の章の手順で両方を試すのがおすすめです。なお、すでにスピークバディが気になっている方は、利用者の声をまとめたスピークバディの評判は本当?もあわせてご覧ください。

両方無料で試す手順|失敗しない比べ方

2択で迷うときの一番確実な方法は、「両方を実際に使ってみる」ことです。どちらも無料で試せるので、お金をかけずに相性を確かめられます。以下の手順で進めてみてください。

  1. まずスピークバディを無料体験で試す:アプリをダウンロードし、無料体験でフリートークや会話シーンを数日使ってみます。「AIと話すのが楽しいか」「毎日開けそうか」を体感でチェックしましょう。スピークバディは期間限定で全機能を試せる形が中心なので、体験期間と自動更新の条件は事前に公式で確認してください(出典:スピークバディ公式 https://www.speakbuddy.me/ )。

  1. 次にELSA Speakの無料版を試す:同じく数日、発音採点を使って「自分の弱点を指摘される感覚」を確かめます。ELSA Speakは無料版でも基本機能を継続利用できるため、じっくり試しやすいのが利点です(出典:ELSA Speak公式 https://elsaspeak.com/ )。

  1. 「続けられそう」と感じた方に絞る:両方を使い比べたうえで、自分が毎日開きたくなったほう、悩みに直結したほうを選び、年間プランへ移行します。年間プランのほうが月あたりは割安になる傾向があるため、続ける覚悟が決まってから切り替えるのがお得です。

ポイントは、最初から有料に飛びつかず、無料の範囲で「自分が続けられるか」を見極めることです。機能のスペックではなく、自分の生活リズムに馴染むかどうかで選べば、契約後の「思っていたのと違った」を避けられます。AIアプリ全体の比較から検討したい方は、AI英会話アプリおすすめ7選も判断の助けになります。

まとめ|「鍛えたい力」で選べば迷わない

スピークバディとELSA Speakは、同じAI英会話アプリでも得意分野がはっきり分かれています。最後に要点を整理します。

  • スピークバディは、AIキャラクターと気軽に会話量を増やせる「続けやすさ重視」のアプリ。話す習慣を作りたい人向き。
  • ELSA Speakは、発音を細かく採点してクセを直せる「質重視」のアプリ。通じる発音を目指したい人向き。
  • 料金はどちらも年間プランで月2,300円前後が目安で、大差はない。価格より「自分が続けられるか」で選ぶのが正解。
  • 迷ったら、どちらも無料で試せるので両方を数日使い比べ、生活に馴染んだほうに絞るのが失敗しない最短ルート。

英語学習で成果を出すいちばんの近道は、高機能なアプリを選ぶことではなく、「自分が毎日開けるアプリ」を続けることです。今日の数分の体験が、半年後の「英語が口から出る自分」につながります。まずは気になったほうを無料で触ってみることから始めてみてください。発音とAIチャットを組み合わせる発展形に興味がある方は、ELSA×ChatGPT 使い分けもぜひご覧ください。