「AIサブスクは結局どれが安くて使えるのか?」という質問が2026年に入って急増しています。料金選びは大きく分けて、ひとりで使う個人向けの選び方と、チームに導入する法人向けの選び方の2軸で考えると整理しやすくなります。

結論を先に言うと、2026年6月時点では次のとおりです。

  • 個人向けの選び方:ライトに使うなら新登場の「ChatGPT Go(約1,500円)」やGoogle AI Plus(月1,200円)、しっかり使うならChatGPT Plus・Claude Pro・Google AI Proが月20ドル前後(約3,000円)で横並び。
  • 法人向けの選び方:月25〜30ドル/人がレンジ。最低人数・年契約割引・既存環境との相性で実質コストが決まる。
  • Copilotだけは他3社と性質が違い、Microsoft 365(Officeアプリ)への組み込み型で位置づけが異なります。

※本記事のケーススタディは編集部が複数事例から構成した想定ペルソナです。料金は2026年6月時点の公式情報に基づきます。為替変動により円換算は前後するため、最新はOpenAIAnthropicMicrosoftGoogle各社の公式ページでご確認ください。

ChatGPT/Claude/Copilot/Geminiの料金は2026年いくら?

結論として、しっかり使う個人プランは月20ドル前後(約3,000円)で横並び。2026年は各社が低価格プランを追加し、法人プランは月25〜30ドル/人が相場 です。

2026年6月時点の代表プランを一覧化すると次のとおり。

サービス 低価格プラン 個人代表プラン 月額 法人代表プラン 月額/人
ChatGPT Go(約1,500円) Plus 20ドル(約3,000円) Business 25ドル(年払)/30ドル(月払)
Claude ―(無料版) Pro 20ドル相当 Team Standard 20ドル(年払)/25ドル(月払)
Copilot ―(無料版) Microsoft 365 Premium 3,200円 M365 Copilot Business 別途要確認
Gemini AI Plus(1,200円) Google AI Pro 2,900円 Workspace連携 別途要確認

※すべて2026年6月時点。ドル建てプランの円換算は為替で前後します。最新は各公式ページで確認してください。

2026年に入ってからの大きな変化は、(1)ChatGPTが月約1,500円の最安プラン「Go」を追加、(2)Microsoftが個人向けCopilot Proを「Microsoft 365 Premium」に統合・再編、(3)Googleが月1,200円の「AI Plus」を新設し円建て表記に整理、という3点です。各社とも年単位で価格改定があるため、契約直前の再確認は必須です。

個人向けの選び方|個人プランで比較するとどう違う?

結論として、ChatGPT Plus・Claude Pro・Google AI Proの3つはほぼ同価格(月20ドル前後)で、選ぶ基準は「何に使うか」。まず軽く試すなら、より安いChatGPT Go(約1,500円)やGoogle AI Plus(月1,200円)から入る手もあります

ChatGPT Go(月約1,500円)※2026年登場の最安プラン

  • 2026年1月に日本を含む全世界で提供開始された、無料版とPlusの中間に位置する低価格プラン(OpenAI公式
  • 標準モデル「GPT-5.2 Instant」を利用でき、メッセージ数は無料版の約10倍が目安
  • ファイルアップロード・画像生成・より長いメモリ/コンテキストにも対応
  • 一方で、より高度な「GPT-5.2 Thinking」やDeep Researchなど一部の上位機能はPlus以上が対象
  • 月額はPlus(約3,000円)のおよそ半額。「無料版では物足りないがPlusまでは要らない」層に向く

ケーススタディ:20代社会人のDさんは、まずChatGPT Goで毎日の文章作成と調べ物を半年運用。「無料版の回数制限のストレスが消えて、Plusに上げるか迷いながらコスパ良く使えている」とのコメント。

ChatGPT Plus(月20ドル=約3,000円)

  • GPT-5系列の優先利用、音声モード、画像生成(DALL·E系)
  • マルチモーダル(音声・画像・動画)で先行
  • 2026年4月にPro $100の中間ティアが追加された(OpenAI料金

ケーススタディ:30代会社員Aさんは、英会話練習と日常業務メールでChatGPT Plusを2年継続。「音声モードが圧倒的に自然」という理由で他社に乗り換えていません。

Claude Pro(月20ドル相当)

  • Claude Opus 4.7(2026年4月一般提供)を含む長文理解の強さ
  • 大容量コンテキスト(1Mトークン級)で長文ドキュメント分析が得意
  • 安全性重視で誤情報リスク低めの設計(Anthropic料金

ケーススタディ:40代Bさんは、契約書レビューと社内規程の整理でClaude Proを利用。「10ページ超のPDFを丸ごと読ませて整理する用途では他社に戻れない」とのコメント。

Microsoft 365 Premium(月3,200円・旧Copilot Pro統合)

  • 2025年12月以降、個人向けの「Copilot Pro」はAI機能込みの新プラン「Microsoft 365 Premium」に統合・再編されました(Microsoft 365 Premium 個人向け料金
  • 月額3,200円(年払いは32,000円)。Microsoft 365 Family相当のOfficeアプリ一式に、Word/Excel/PowerPoint/Outlook内蔵のAI機能が付く構成
  • 出典付きリサーチレポート作成やAI音声などの機能も強化
  • 単体チャット利用より、Office文書の作成・編集と一体運用するための「業務統合型」設計

Google AI Pro(月2,900円)

  • Gemini 3.1 Pro、Gmail/Docs/Meet/Sheetsへの統合、5TBクラウドストレージ込み
  • 2026年5月のGoogle I/Oで料金体系が刷新され、円建て表記に整理(旧Google AI Premium / Gemini Advancedを統合)
  • より軽い利用には下位のGoogle AI Plus(月1,200円)があり、無料版よりプロンプト回数やDeep Researchの枠が増えます(Google AIプラン

法人向けの選び方|法人・チームプランで比較するとどう違う?

結論として、法人プランは月25〜30ドル/人がレンジで、年契約と最低人数の条件が選定の決め手 になります。

ChatGPT Business(旧Team)

  • 月25ドル/人(年払)または月30ドル/人(月払)
  • GPT-5.5を含む上位モデル、データ学習オフ、管理コンソール
  • 2025年8月にTeamからBusinessに改称

Claude Team Standard

  • 月20ドル/人(年払)または月25ドル/人(月払)
  • 最低5メンバーから契約可能
  • Team Premiumは月125ドル/人(Claude Code含む)

Microsoft 365 Copilot Business

  • 既存のM365契約への追加SKU形式(Microsoft公式ページ
  • 2025年12月〜2026年6月の期間限定で割引キャンペーンあり
  • 既存の業務環境との統合性が最大の強み

法人選定のポイント

ケーススタディ:50名規模のIT企業Cさんでは、エンジニアにClaude Team Premium、営業にChatGPT Business、バックオフィスにM365 Copilotという「役割別の3つ並行運用」を採用。月コストは合計で約20万円ですが、業務効率化のリターンが上回ったとのこと。

無料版だけでどこまで使える?

結論として、無料版でも日常用途の8割はカバー可能、ただし上位モデルと利用回数制限がボトルネック です。

サービス 無料版で使える主な機能 主な制限
ChatGPT Free GPT-5系(制限付き)、音声モード一部 1日のメッセージ上限
Claude Free Claude Sonnet系 1日のメッセージ上限、Opus利用不可
Copilot Free Webチャット、画像生成 Office組み込み機能は有料のみ
Gemini Free Gemini 3.1系(制限付き) 高度モデルは有料のみ

「とりあえず触る」段階なら無料版で十分です。月10時間以上使うようになったら有料版に切り替える、というのが取材した複数事例の共通パターンでした。

用途別に1本選ぶならどれ?

結論として、用途別に最適解が分かれます

英語学習・音声会話 → ChatGPT Plus

音声モードの自然さで先行。詳しくは ChatGPT vs Claude|英語・資格・業務で向くのは を参照。

長文ドキュメント分析・契約書レビュー → Claude Pro

長文コンテキストと論理整理で他社を上回ります。

Office業務(Word/Excel/PowerPoint)→ Microsoft 365 Premium

Office文書を毎日触る職種なら、組み込み型の効率が圧倒的です。個人なら旧Copilot Proを統合した「Microsoft 365 Premium(月3,200円)」が窓口になります。

Gmail/Docs/Sheets中心 → Google AI Pro

Workspace環境ならGeminiが最短ルート。

プロンプト入門段階 → ChatGPT Plus

汎用性が一番高く、書籍・記事の情報量も最多。基礎は ChatGPTプロンプト入門|初心者の最初の10型 からどうぞ。

API活用で副業を作る → Claude / ChatGPT API

サブスクではなくAPI課金型の活用法は ClaudeのAPIで月3万円稼ぐ副業の始め方 で詳説しています。

円換算と為替変動の注意点は?

結論として、ドル建てプランは為替で月数百円単位の変動が生じます

2026年6月時点で20ドル = 約3,000円という換算ですが、為替が10円動くと月200円単位で実質コストが変わります。年契約は為替リスクを固定できる代わりに、途中解約の条件確認が必須です。

為替変動の影響を小さくする方法

  • 円建てプラン(Microsoft 365 PremiumやGoogle AI Pro/Plusなど)を選ぶ
  • 年払い契約で為替を固定する
  • 複数AIを同時契約せず、用途を絞る

法人導入の場合は、為替変動を含めた年間予算を経理と事前合意しておくのが安全です。資格・キャリアに関わるAI選定の全体像は AI時代に取るべき資格/無駄になる資格マップ も参考にしてください。

よくある質問

Q1. 4つ全部契約するメリットはありますか?

個人ではほぼなしです。月80ドル超でROI(投資対効果)が合いません。法人で役割別に分けるなら意味があります。

Q2. 学割や教育機関向けプランはありますか?

ChatGPTはEdu向けプラン、Microsoftは教育機関向け価格を提供しています。最新は各社公式ページで確認してください。

Q3. 解約はいつでもできますか?

月払いはいつでも可能、年払いは途中解約条件が各社異なります。契約前に必ず公式ページの利用規約を確認してください。

Q4. 無料版で機密情報を入力しても大丈夫ですか?

無料版はデフォルトでデータ学習に使われる可能性があります。機密情報は有料の法人プラン(学習オフ設定可)で扱うのが原則です。

Q5. 2026年後半に値上げの可能性はありますか?

過去数年ChatGPT Plusは月20ドルで据え置きですが、上位モデル投入時に新ティアが追加される傾向があります(2026年は最安の「Go」が追加されました)。本記事の料金は2026年6月時点の情報です。

Q6. PerplexityやGrokなど4社以外も検討すべきですか?

本記事は利用者が多い4大AIに絞っていますが、検索特化のPerplexity Pro(月20ドル前後)やX(旧Twitter)連携のGrokなども有料プランを提供しています。リアルタイム検索やSNS連携を重視するなら候補に入りますが、まずは4大AIで用途別に1本選ぶのが迷いにくいです。これらも料金改定が早いため、検討時は各公式ページで最新を確認してください。

まとめ

  • 個人向けの選び方:しっかり使うならChatGPT Plus・Claude Pro・Google AI Proが月20ドル前後で横並び。軽く試すならChatGPT Go(約1,500円)やGoogle AI Plus(1,200円)
  • 法人向けの選び方:月25〜30ドル/人がレンジ、最低人数と年契約割引で実質コストが変わる
  • Copilot は他3社と性質が違う「Microsoft 365組み込み型」(個人向けは旧Copilot Pro統合のMicrosoft 365 Premium・月3,200円)
  • 用途別の最適解:会話=ChatGPT、長文=Claude、Office業務=Copilot、Google連携=Gemini

ChatGPTとClaudeの詳しい比較は ChatGPT vs Claude|英語・資格・業務で向くのは からどうぞ。